BMW X2は、コンパクトSUVでありながらもクーペのようなスポーティなデザインが特徴の都会派クロスオーバー。
そんなX2のサイズ感に対して、「実際の取り回しはどう?」「X1や他のSUVと比べて大きいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、BMW X2のボディ寸法を中心に、ライバル車との比較や使用シーンでのメリット・注意点まで詳しく解説します。
画像引用元 : BMW公式サイト
BMW X2のサイズスペック(U10型)
BMW X2の現行モデル(U10型、2023年以降)のサイズは以下の通りです。
項目 | 数値(mm) |
---|---|
全長 | 4,554 |
全幅 | 1,845 |
全高 | 1,590 |
ホイールベース | 2,692 |
最低地上高 | 約200 |
X1に比べて全高がやや抑えられており、クーペライクな印象を強めた設計です。BMWとしては比較的コンパクトで、日本の都市部でも扱いやすいサイズ感と言えます。
サイズ感がもたらすメリット
BMW X2は全長が4.5m台と控えめで、5ナンバー枠ではないものの、国産SUVに近い感覚で乗れるのが特徴です。
- 狭い道や都市部のコインパーキングでもストレスを感じにくい
- 全高が1,600mm未満なので、立体駐車場に入るケースも多い
- クーペ風デザインでも後席やラゲッジがある程度確保されている
日常使いとデザイン性を両立したサイズバランスが、X2最大の魅力です。
ライバル車とのサイズ比較
車種 | 全長×全幅×全高(mm) | 特徴 |
---|---|---|
BMW X2 | 4,554×1,845×1,590 | スポーティな都会派SUV |
BMW X1 | 4,500×1,835×1,640 | 実用性重視の兄弟車 |
アウディ Q3 | 4,485×1,850×1,610 | 広い室内と安定走行 |
レクサス UX | 4,495×1,840×1,540 | 立体駐車場対応サイズ |
ボルボ XC40 | 4,440×1,875×1,660 | 高い安全性能と北欧デザイン |
X2は全体的にバランスの取れた寸法で、都市部での使用を想定したスマートなサイズ感となっています。
実際の使い勝手はどうか?
筆者が実際にBMW X2を都内と高速道路で試乗した際、取り回しの良さと視界の広さが非常に印象的でした。
全高が低いことで運転時の視点がスポーティに感じられ、運転席からの見晴らしも良好。
ラゲッジ容量は470L(通常時)で、ゴルフバッグやベビーカーも無理なく収納できました。日常使いから週末のレジャーまでこなせる万能さがあります。
購入時にチェックすべきポイント
- 自宅や駐車場の高さ制限(全高1,590mm)に収まるか確認
- クーペデザインによる後席の頭上空間は要試乗確認
- 視認性やバックカメラの性能も実車で体感するのがベスト
X1と悩む方は、サイズ・スタイル・使い方の優先度を整理することが選び方のコツです。
よくある質問(FAQ)
Q. BMW X2は日本の立体駐車場に入りますか?
A. 全高1,590mmのため、高さ1,550mm制限の立体駐車場はNGですが、1,600mmまで対応の施設では多くが駐車可能です。
Q. BMW X2は女性でも運転しやすいですか?
A. はい。全幅は1,845mmでやや広めですが、最小回転半径は5.4m程度で小回りが利き、運転支援機能も充実しています。
Q. 荷室はどのくらいの広さですか?
A. 通常時で約470L、後席を倒すと最大1,355Lまで拡張可能です。
まとめ:BMW X2は“街乗りに最適なプレミアムSUV”
BMW X2は、クーペのようなスタイルと実用的なサイズ感を両立した、バランスの取れたプレミアムコンパクトSUVです。
立体駐車場の制限や都市部での使い勝手にも配慮されており、「サイズで悩んでいる人」や「スタイルも妥協したくない人」にとって非常に満足度の高い1台。
実際の寸法以上にコンパクトに感じられる設計と走行性能を、ぜひ一度体感してみてください。