レクサスUXは見た目がレクサスなのに、実際に乗るとがっかり…?
そんな声を耳にした方も多いかもしれません。本記事では、レクサスUXが「ひどい」「貧乏くさい」と言われる理由と、実際の評価を5つの視点から詳しく解説。さらに筆者が実際に試乗した感想や中古相場、ライバル車との比較も交え、UXの本当の価値を紐解いていきます。
画像引用元 : レクサス公式サイト
レクサスUXが「ひどい」と言われる5つの理由
内装の質感が価格に見合わない
UXのインテリアは一見スタイリッシュですが、触ってみるとチープな樹脂素材が目立ちます。特にドアトリムやセンターコンソールにハードプラが多く、高級感に欠けるとの評価も。
後部座席が狭すぎて使いにくい
UXはコンパクトSUVですが、後席のレッグスペースはライバル車に比べて明らかに狭く、成人男性が座ると窮屈に感じます。家族用途では後悔する可能性も。
トランク容量が少なく実用性に欠ける
ラゲッジ容量は約320Lと、同クラスのSUVと比較しても控えめ。週末の買い物程度なら問題ないですが、大きな荷物やアウトドア用途では不便に感じるでしょう。
ランフラットタイヤの影響で乗り心地が硬い
UXは標準でランフラットタイヤを装備しており、これが乗り心地の硬さやロードノイズにつながっています。静粛性を求める人にはマイナス評価になるかもしれません。
装備の割に価格が高い
UXの価格帯は450万円~ですが、同価格帯のSUVと比べて装備がシンプル。ナビや安全装備も一部グレードではオプション対応となり、コスパの悪さを指摘する声もあります。
筆者が実際に試乗して感じたこと
筆者は2024年モデルのUX250h “version C”を都内で試乗。操作性は軽快で、街中の取り回しは◎。ただ、段差を乗り越えるたびに「ゴトッ」と振動が伝わり、ランフラットタイヤ特有の硬さが気になりました。内装の質感はレクサスとしては控えめで、期待しすぎると落胆するかもしれません。
レクサスUXの中古車相場と維持費
UXはハイブリッドモデル(UX250h)が多く流通しており、中古価格は以下の通り。
年式 | グレード | 走行距離 | 中古価格の目安 |
---|---|---|---|
2019年 | UX200 Fスポーツ | 約4万km | 約230〜270万円 |
2021年 | UX250h version L | 約2万km | 約330〜380万円 |
2023年 | UX250h Fスポーツ | 約1万km | 約400〜450万円 |
年間維持費(目安)
- 自動車税:約36,000円
- 車検・整備費:約80,000円/年
- 保険料(20代・車両保険込み):約100,000〜150,000円
- 合計:年間約25万円〜30万円程度
ライバル車との比較
車種 | 価格帯 | 室内の広さ | 内装質感 | リセールバリュー |
---|---|---|---|---|
レクサスUX | 450万〜 | 狭い | 標準 | 高い(ブランド力) |
マツダCX-30 | 300万〜 | やや広い | 高い | 普通 |
トヨタハリアー | 360万〜 | 広い | 高い | 高い |
アウディQ3 | 470万〜 | 広め | 高級感あり | 普通 |
UXはサイズ感・価格面ではCX-30と競合しますが、ブランド性と燃費性能で上回る一方、室内の使い勝手は劣ります。
よくある質問(FAQ)
まとめ
レクサスUXは「高級ブランドにしては物足りない」というギャップから「ひどい」「貧乏くさい」といった意見が出やすい車種です。
ただし、燃費の良さ・ブランドイメージ・取り回しのしやすさなど、都会での使い勝手に関しては優れており、万人向けではないものの一定層には刺さるモデルとも言えます。
UXは“期待値”の調整こそが購入後の満足度を左右するポイント。
しっかり試乗して、ライフスタイルと合っているかどうか見極めましょう。